守護の天使との遭遇(9)

私に仕えたいか?

次に気がついたのは、天使の代わりに、イエスが多く来られるようになったことです。イエスはこころとして来られました。ある日、次のような質問をして私を驚かせられました。(この使命のために)私に仕えたいか」と尋ねられたのです。恐れが私を捕らえ、私はちゅうちょしました。他のこととは違い、これを書くのはお許ししませんでした。主は私に荷物をまとめて家を出て、修道院に入り、修道女になるようにおっしゃるかもしれない。私にはその覚悟はできていませんし、そうしたいとも思いません。

私の不信のために主を失望させてしまったらしく、主の悲しそうなご様子を忘れることができません。「あなたの驚くほどの弱さにもかかわらず、私はあなたのうちに留まることができる」と言われた時のお声の調子で、悲しまれていることは明白だったからです。主を失望させたことをとても悲しく思う一方で、私は未知のものを恐れていました。これがその正確なお言葉です。
「私に仕えるなら、あなたの中にただ情熱だけを現そう」

私は理解しないまま、「情熱……」と繰り返します。すると言われました。「そう、情熱だ。私に仕えたい……」私は書かないように手を持ち上げましたが、全部聞こえました。

このことを一晩中考えました。それから未知の中に飛び込んで、神のご意志に自分を明け渡そうと決心したのです。そこで主の質問に戻り、お尋ねしました。
「お仕えするのをお望みですか?」

直ちに主が喜ばれるのが感じられました。主はこうおっしゃいました。

「そうだ、強く望んでいる、ヴァスーラ。来なさい、どこでどうやって私に仕えられるか示そう……今のまま、ありのままで私に仕え、働きなさい。愛が最も必要とされているところで、私に仕える僕しもべが必要だ。しかし懸命に働くように、なぜなら、あなたは悪の間に、信じない者たちの間にいるのだから。あなたは罪のらくの底にいる。あなたは暗闇が支配するところで神に仕えることになる。休まることもないだろう。あらゆる善が悪に変えられてしまったところで、私に仕えるのだから。そう、みじめさの中、世の不正と邪悪さの中で仕えなさい。神なき人びと、私をあざ笑う人々、私の心を突き刺す人びとの間で仕えなさい。私を鞭打ち、非難する人びとの間で仕えなさい。私を再び十字架につけ、唾つばする人びとの間で仕えなさい。ああ、ヴァスーラ、私はどれほど苦しむか! 来て私を慰めてほしい! ……私とともに労苦し、十字架を分かち合いなさい……」

神からの学びは続き、神との対話はきょうまで続いており、毎日書きつづけています。これは続いていくでしょう、なぜなら、私の地上での最後の日までこの賜物は続く、と主がおっしゃったからです。

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